くりっく株365では証拠金が必要になります。
そして一定期間定額とし、一週間ごとに見直されています。
証拠金取引とメリットは?
投資効率が上がる(少額から参加)ことです。
(例)
1.株式市場で225種類を1単元ずつ購入
=約1億1400万円必要(2016年2月1日終値)
2.日経225証拠金取引
日経平均20000円とすると、
20000円×100株=200万円必要ですが、
証拠金78,000円で日経225株価指数へ投資可能です。
(2016/02/15~2016/02/19の値)
【株価指数証拠金基準額の考え方】
1.株価指数の価格変動率をもとに、
1枚あたりの株価指数証拠金基準額を算出します。
2.株価指数証拠金基準額の算出対象となる建玉枚数は、
買いと売りの差し引き数とします。
3.取引所株価指数証拠金取引では複数の限月が存在しないため、
商品内(限月間)の割増額はありません。
4.他商品の建玉を保有することによる商品間の割引はしません。
【株価指数証拠金基準額の算出方法】
1.算出基準日(毎週最終取引日)の属する週から遡る過去24週間分の標準偏差を算出し、
ヒストリカル・ボラティリティ(取引日率換算値)とします。
2.価格変動率が正規分布すると仮定し、
両側99%の範囲をカバーするためにヒストリカル・ボラティリティに2.58を乗じます。
3.算出基準日の株価指数清算価格を乗じ、
価格変動率から価格変動幅に変換します。
4.算出された数値を30の倍数となるように切り上げ、
100倍した額を株価指数証拠金基準額とします。
(計算例)
平成25年7月1日~7月5日を計算対象期間とすると、
日経225株価指数証拠金取引の1取引単位あたりの証拠金基準額は以下の通りとなります。
7月5日の算出基準日における、過去24週間分のヒストリカル・ボラティリティが、
0.0193027…、清算価格が14,418円でした。
これを上記算出方法(1.~3.)に当てはめます。
0.0193027…×2.58×14,418円 ≒ 718.03円
算出された数値を30の倍数の720円に切り上げ、
720円を100倍した7万2千円が証拠金基準額となります。
計算は少し複雑かもですが、
証拠金=金融取が受取り保全
してくれるので安心だと思います。